徒然ナルの子育てと日常とハワイ

アラフォー夫婦の結婚、出産、子育て、転職など人生の出来事。私たちは、より良い転職をしたことで大好きなハワイに行くことができます。私たちの経験を皆さんに伝えてより良い人生に進めるよう体験談を伝えます。

【ハワイ旅行】海外保険は必要ない?子どもは?妊婦は?保険の必要性とポイントを知って安全にハワイ旅行に行こう

ハワイ旅行だけではなく、海外旅行に行く際に皆さんは保険に入っていますか?人によっては、必要ないと思っている方もいるのではないでしょうか。

私個人としては、か。保険に加入することを強く勧めます。

その理由について、そして、海外保険を入らなかったことで大変な思いをした方の話をこの場を借りて紹介します。

この、記事を読んでも保険に入らなくて大丈夫と思えるでしょうか。

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なぜ保険に入る必要があるのか

海外旅行に100%安全に何もなく、必ずトラブルなく無事に帰国できる保証があれば、なにも保険なんて入ることはありません。

なぜ期間限定しかも長期でない海外旅行にわざわざ保険なんて加入する必要があるのでしょうか。

日本から海外旅行に行くということは、環境も食文化も異なる場所に行くわけです。長時間のフライトもしなくてはいけません。また、ハワイは日本からみて西側にあり、時差ボケがひどくなりやすいといわれています。こうした要因で、ハワイで体調を崩す方もいます。

子ども達ではどうでしょう。子どもは環境の変化に敏感です。また、楽しみ過ぎて興奮から熱を出すこともあります。日本ではそういった経験がなくても、海外では、どうなるか分かりません。

また、海外保険というと病気やケガのイメージが強いのではないでしょうか。でも実際にそれだけではなく、保険内容により盗難や持ち物の破損、何かトラブルがあった時に、賠償について日本と海外ではことなります。そのために損害賠償請求されることも。

これらのことを考えると、高額な医療費で有名なアメリカ・ハワイ。ハワイで病気やケガの治療を受けた場合、日本では想像がつかないほどの金額が請求されます。

病気やケガ以外に、アメリカの中では治安が良いといわれるハワイでも、観光客を狙ったひったくりや盗難、置き引きなどの犯罪が多く後を絶ちません。安全面で考えても、何かトラブルがあった時も海外保険に入っていれば保証してもらえるので安心です。

海外保険の種類

海外保険の種類はいろいろとありますが、ざっくり分けると2種類あります。

保険会社

海外保険と聞いて思い浮かべるのが保険会社」の保険ではないでしょうか。

今、あなたが入っている保険会社で海外保険を扱っていれば加入してもよおいと思いますし、必要最低限のもので良い方は、海外保険の比較サイトがあるので調べてベストな保険に入ってもよいですね。

また、会社の保険で海外保険を扱っているという方は、お得に入れる場合があるので、一度調べてみるのも良いでしょう。

クレジット カード

最近は、キャッシュレス化が進み、特に海外旅行に行く際、安全面を考えクレジットカードを持つ方も多くいると思います。その場合、クレジットカードに保険が付帯されているクレジットカードもあります。

保証内容、保険内容がクレジットカード会社やクレジットカードの種類によって異なってきます。海外保険に加入する前に一度、何が保証され、何が保証されないのか調べてみて下さい。

子どもの海外保険について

子供連れでハワイに行く方は多いですよね。大人は保険に入るけれど、子どもは別に入らなくても良いかな。と考えているのであれば、ちょっと待った!です。

子どもだからこそ、ぜひ海外保険は入りましょう!きちんと言葉で意思表示ができないうちは特にです。

いつもと違う環境で敏感になったり、初めてのことや場所で興奮したり、子どもは親が予想もしていないことをしたりします。また、急な発熱や体調不良になったりもします。

こうしたことを踏まえて、ケガと病気に対する海外保険には最低でも入っておくと安心ですね。

妊婦さんの海外保険について

妊娠についてのトラブルは、病気とはみなされないので病気やケガの保険では保証されません。そのため、万が一ハワイで出産ともなれば高額の医療費が請求されます。また、お母さんだけでなく、赤ちゃんの治療費やケアー代も請求されるので、その金額たるもの大変なことになります。

お腹が張ったり、出血してしまったりして薬を処方してもらうにも、高額な治療費と薬代を請求されます。

そのために、妊娠さんようの海外保険も用意されていますので、加入してからハワイに行った方が安心できますよね。

妊娠さんの保険に入ることはもちろんのこと、母子手帳とできれば担当医に許可を取ってからハワイに行った方が、親子や家族が安心してハワイ旅行を楽しむことができますね。

海外保険の注意点

ほとんどの海外保険はケガや病気はもちろんのこと、盗難などの犯罪トラブル、持ち物の破損の保証や賠償請求されたときの保証などあります。

自分には何が必要で何が必要でないか見極める必要があります。そうしないと、あれもこれもと本来必要ない保険に入ってしまい、保険料がかさんでしまいます。

海外保険で一番注意しなくてはならないものは、“歯”です!歯?!と思いますよね。よく、海外に行く前は、歯の治療を済ませてから行きましょう。と聞きませんか。それには、理由があるんです。

アメリカで歯の治療を受けると、とーっても高い治療費が請求されることを知っていますか?医療費のことを知っていても歯の治療費について知っている方は少ないかもしれません。

歯の治療は、ケガや病気の保険では対象外なんです!なので、長期滞在で歯のことで不安な方は、歯の治療を保証する保険に加入することをおすすめします。

ハワイのカカアコ事件

ハワイの観光地にもなっている、ウォールアートで有名なカカアコ。

ここで、日本人家族が犯罪に巻き込まれた事件が起きました。

それは、まだ明るい日中のことです。4人でハワイに来ていた家族が、カカアコのウォールアートの撮影をしていました。

お父さんがトイレに行きたくなり、カカアコの公園にある公衆トイレに行きました。なかなか戻ってこないお父さんが心配になり、お母さんはトイレに様子を見に行きました。

そこに、撮影をしていた子ども2人が戻ってきたところ両親がいないことに気づきトイレで血まみれになって倒れている両親を発見したのです。

偶然、ハワイに住む日本人が通りかかり、パニックになっている子ども二人から事情を聞き、警察や救急車などの手配をしてもらい、搬送先の病院まで来てもらい手続きなどしてもらって事なきを得ました。

この事件の背景には、若いホームレスがクスリをトイレで使用していて、ちょうどそこへ、お父さんがトイレに入ってきてしまったがために、クスリを使用しているところを見られたと思った若いホームレスがに殴られてしまい、そこにまた運悪くお父さんの様子を見にトイレに入って来たお母さんが、若いホームレスに殴られ、首を絞められた。というひどい事件がありました。

元の顔が分からなくなるほどのひん死の状態で、医者に入院が必要と言われたのにも関わらず、1日で退院して日本に帰国しましたが、状態があまりにも酷く、空港から病院にそのまま入院し手術を受け、痛みと闘い続けました。

お母さんはというと、軽傷で入院はしなかったものの、傷の痛みとトラウマによって精神科から処方された薬が今も手放せません。

楽しいハワイ旅行のはずか、ちょっとしたことで一家の今までの生活が大きく変わってしまったのです。

この事件には続きがあります。

この家族は、ハワイは初めてではなく、何回も来ているリピーターだったんです。そして、このとき海外保険に一人として入っていなかったことから、後にハワイの入院先の病院から、何通もの請求書が届きます。その請求金額の合計は、1千万円近くに上りました。しかし、そんな高額を払えることなんてできません。

事件のときに助けてもらったハワイ在主の日本人の方とその後も連絡を取り合っていたため、事情を知ったハワイ在主の日本人がハワイや日本にSNSで寄付金を呼び掛けたところ、多くのお金が集まりそれによって無事にハワイでの医療費を払うことができました。

そう、アメリカの医療費は日本のように治療費を総額で請求されるのではなく、レントゲン代、薬代、治療費、と個別に請求されます。その、ひとつひとつが高額なので、総額が驚くほどの金額になってしまうことも。

突如、予想だにしない出来事が起こった時、あなたならどうしますか。高額の金額の支払いはできますか。

あなたとあなたの家族の生活と幸せ、そして自分自身と家族の将来を守るためにも海外保険の必要性について考えてみてはいかがでしょうか。