ハワイの季節4月から9月までは乾季!気候・気温・服装について
前回のハワイの季節、雨季について書きましたが、今回は乾季のハワイの気候や気温、服装について書いていきたいと思います。
雨季のハワイもとても魅力的ですが、乾季のハワイは、皆さんが思い浮かべる“ハワイ”そのものだと思います。その魅力や、乾季だからこその注意点も交えて説明します。
山肌が茶色のダイヤモンドヘッド
気温
乾季のハワイの日中の気温は、最低気温が23度で、最高気温が31度前後です。雨季と違って、朝晩の肌寒さや、雨が降った時の気温も肌寒くは感じません。乾季のハワイは、1日中過ごしやすいです。
ですが、ハワイは日本と日差しの強さが違います。特に乾季は、日中の太陽光は強すぎて、炎天下での体感温度は、上記の気温より熱く感じます。朝も8時近くになると急に熱くなります。
気候
乾季のハワイは、雨が降らないわけではありません。降水量も雨季と比べ、11mlから多い時で、39mlです。なので、晴れていても時折、シャワーと言って細かい雨がパラパラと降ったり、時には通り雨のように雨が降ることはあります。
でも、長い時間降り続けることはなく、そのあとの虹もキレイです。乾季の雨も、ハワイの美しい草木、花、そして甘い果物になくてはならないものです。
もし、雨が降ったとしても、恵みの雨と思い、雨が降った後に虹が出ているか探すのも、ハワイを楽しむ秘訣です。
服装
基本、乾季のハワイは肌寒く感じることがないので、キャミソールでもタンクトップでも過ごせます。
この時期の現地の人は、短パンに半袖Tシャツやタンクトップの服装です。旅行者は、女性の場合、ワンピースを着ている方を良く見かけます。
雨が降った時や朝晩も長袖を着ることはありませんが、ハワイの市バスのザ・バスや飲食店、スーパーなどのお店は、これでもか!と言うほど冷房が効いているので、長袖のは織物を持っていると便利です。
サンセットついて
サンセットの時間は、19時半前後ですが、月によって多少のずれがあるので、調べてみて下さいね。サンセットの場所についてです。雨季のワイキキビーチでは、ビーチの真ん中の水平線に沈むのですが、乾季のハワイのサンセットは、場所が変わります。
ワイキキビーチからですと、右側のヒルトンやイリカイホテルの方に夕日が沈むので、海の中からサンセットを見ることになります。見えにくいので残念な気持ちになってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。乾季のハワイは、日が沈んだ後も気温が高いので、海に入れるんです。海にプカプカ浮かびながら見るサンセットも格別です!
ビーチでサンセットを見たい方は、ヒルトンの前のビーチか、アラモアナビーチ。ダイヤモンドヘッドに近い、エッグベネディクトで有名な、ニューオオタニホテルの前のカイマナビーチがおすすめです。
乾季のハワイで気を付けること
乾季のハワイで気を付けること。それは、日焼けです!先ほども少し触れましたが、太陽の日差しが、雨季と全く異なり、とても強いです。ずっと炎天下にいると、日差しが痛く感じるほど!日焼けするのには、そう時間がかかません。特に小さなお子さんは気を付けてくださいね。
海で遊ぶとき、特に日中は要注意です。こまめに日焼け止めを塗り直すのはもちろんのこと、ラッシュガードや帽子、サングラスもあると安心です。
子どもだけではなく、大人もです。日焼け止めは、スプレータイプではなく、塗るタイプのものをおすすめします。そして、海から上がってきたら、塗り直すことが大事です。
肌にタオルをかけていても、ハワイでは、肌が焼けます。そのぐらい紫外線が強いのです。海に行く時は、午前中か、夕方の時間帯がおすすめです。午後、お昼過ぎからは日差しが一番強くなるので、注意して下さいね。
ハワイの日焼けは、日本の夏の日焼けとは比にならないほどです!あれ?!と思った時には遅いです。ハワイの日焼けは、本当に辛く痛いです。後に重症化するので気を付けて下さいね!
乾季のハワイの魅力
何と言っても、果物の甘さが一番増す時期!です。フルーツは何を食べても、美味しいし、甘ーい!しかも、フルーツの種類も豊富になる時期なんです。スーパーやファーマーズマーケットに行く機会があったら、是非一番美味しいものをお店の人に選んでもらって、食べてみて下さい!コンドミニアムなど、キチンがある場所に泊まっている方は、是非、マンゴーやパパイヤ、パイナップルなどを丸ごと買って、切って食べるのも良いですよ。
乾季は、果物だけでなく、きれいな南国の花々も楽しめるんです。もちろん、日本では見られない色とりどりの花も、ホテルの中や、一般のお家の庭先でもみられ、この時期のハワイは、花の匂いに包まれます。
緑の芝生の上に花びらが落ち、花びらのじゅうたんのようになっている光景は、本当に美しいです。街中でも見ることができるので、見てみて下さい。
もう一つ、最後に、乾季のハワイの魅力を・・・それは、きれいなパイプラインができる、高波で有名なノースショアの海です。雨季は、サーフィンの大会が行われる海で、波が高く、雨季のノースショアでは、海水浴はできません。でも、乾季となれば、雨季の高波が嘘のように、穏やかな海になるんです。乾季の時期だけ、ノースショアの海の波と戯れることができます。
日本では、見ること、体験できないことがたくさん詰まったハワイ。
乾季のハワイには、雨季のハワイからの自然の恵みがたくんあります。
そして、何より、ハワイの大自然の中にいると、自然と共存することの意義を考えさせられ、私たちも自然の一部だと気づかされます。
そんなことを感じさせてくれるのも、また乾季のハワイの魅力でもあると思います。
皆さんも、そんな乾季のハワイを感じてみませんか。