【チップ・リゾートフィー・レストラン・パーキング】ハワイのホテルでかかる費用は、いつ、いくら払うの
初めてのハワイで、戸惑うことと言えば、チップやホテルなどのかかるお金に関してではないでしょうか。
日本にはないチップ文化、ここでは、いつどんな時に払うのか。分かりやすくまとめてみました。
旅行雑誌などには載っていないチップ文化について説明していきます。
そもそもチップとは
チップは、飲食店やホテル、その他のサービスを受けた時に“気持ちとして”手渡すものです。
日本でいうと、今はなくなりましたが、“おひねり”です。若い方は、知らないと思いますが、旅行先の宿泊場所で部屋担当をしてくれる仲居さんに“お世話になる気持ち”として“おひねり”を渡していたのですが、それに近いものが“チップ”です。
ホテルでかかるお金
ホテルでかかるお金は、多くあります。サービスが行き届いているホテルほど、サービスにかかるお金が発生します。
それでは、ひとつひとつ見ていきましょう。
ベッドメーキング
ベッドメイキングとは、ベッドのシーツなどを取り換えるほかに、水回りの掃除、部屋の掃除、ティーバッグや水、アメニティーなどの不足物の補充をすることです。
一日一回が基本ですが、グレードが高いホテルですと、ターンダウンといって、寝る前に気持ちよく眠れるようにもう一回ベッドメイキングがあるんです。
どちらもチップは人数×1ドルですが、汚れがひどい場合やグレードの高いホテルによっては、プラス2~5ドル渡します。
チップの置き場所として、分かりやすく、目につきやすい場所がよいです。
枕の上やベッド脇のボードに置くと良いと思います。
バレーパーキングの場合
ホテルの駐車場は、バレーパーキングといって、パーキングスタッフが車の出し入れをしてくれるパーキングのことです。
つまり、自分で車を出し入れするのではなく、他の人にやってもらうサービスを受けることになるのでチップが必要なのです。その場合の金額ですが、一回につき2~5ドルが妥当でしょう。
渡すタイミングですが、車を運んで来てもらってスタッフが運転席から降りる時。また、車をホテル玄関からパーキングに運んでもらうときは、車の鍵を渡すタイミングでチップを渡します。
荷物などを部屋まで運んでもらう時やルームサービス
スタッフに部屋まで、必要なものを運んでもらう事柄全般についてはチップが必要となります。
荷物を部屋まで運んでもらった場合は、荷物の数×1ドル。ルームサービスは、3ドル~5ドル程度。その他の用事を頼むときは、2ドル~3ドルが目安ですが、あくまでも気持ちなので必ずという数字ではないのですが、こちらもグレードが高いホテルですと、少し多めに出す方が多いようです。
ホテルの宿泊代のほかに加算されるお金について
ホテルでは、宿泊費以外にかかるお金があります。また、それらの金額は旅行会社やホテル予約サイトによって、何が合計金額に含まれていて、含まれていないかが異なりますので、トラブル防止のためにもなるので、チェックして下さいね。
それでは、宿泊費以外にかかるお金について説明します。
リゾートフィー
リゾートフィーは、ホテルの施設やサービスを良くするためにリゾートフィーが必要になります。
例えば、海沿いのホテルであれば、このリゾートフィーが高くなる傾向があります。なぜかというと、ワイキキの海って、自然で出来たものではなく人工的に作られたものなんです。なので、管理が必要になるのでその管理費もリゾートフィーに含まれるので高くなるんです。
朝早くワイキキの浜辺を散歩していると、砂を運んで砂浜をきれいに直している方を見かけるときもあります。
また、ホテルによっては、 宿泊者が無料でホテルが主催しているアクティビティを体験できたり、プールがあるホテルはプールの管理やタオルの無料貸し出し、新聞を無料で受け取ることができたりといったこともリゾートフィーに含まれているのです。
その他には、室内のアメニティーや水といった飲み物の提供もリゾートフィーに含まれています。
このリゾートフィーですが、1日のリゾートフィー×宿泊数となていて、チェックインの際に払うことが多いです。
リゾートフィー以外
ハワイのホテルでは、ホテルの宿泊代の中にハワイ州税4.712%とホテル税というものが必要になります。このホテル税が10.25%の合計14.962%の税金を払うことになります。こちらも、旅行会社やホテルの予約サイトなどで異なります。税込みの値段で表記している場合が多いです。